原因不明の腫瘍|早期発見で末期を避ける|早めに癌の転移に気づこう
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早期発見で末期を避ける|早めに癌の転移に気づこう

原因不明の腫瘍

眠る人

めまいが強くなります

聴神経腫瘍は、聴神経に腫瘍ができる病気です。その特徴は、病状が進行するにつれて、だんだんとめまいが強くなることです。初めのうちは、耳鳴りがしたり、難聴があったりします。また、電話の声が聞き取りにくいこともあります。よく聞こえるほうの耳を音のするほうへ突き出して聞くという様子もみられます。このような耳の異常とともに、次第にめまいがひどくなることが多いです。この段階になって病院を受診し、聴神経腫瘍と診断されるケースが大半です。聴神経腫瘍のほとんどの腫瘍は良性です。しかし、まれに、脳脊髄液の流れを阻むようにして腫瘍ができることもあります。聴神経腫瘍の原因はわかっていませんが、両耳に腫瘍ができる場合には、遺伝的な要因が関係しているといわれています。

腫瘍は成長する

聴神経腫瘍の腫瘍は成長します。そのため、体のさまざまな神経などを圧迫することがあり、注意が必要です。例えば、顔面神経や三叉神経の周りで腫瘍が大きくなると、顔面の麻痺やしびれを引き起こします。また、声が低くなったり、食事や飲み物でむせてしまったり、ものが二重に見えたりするようになります。そして、まっすぐに歩くことができなくなったりもします。脳脊髄液の流れを阻害するように成長した場合には、水頭症を併発して、吐き気や頭痛を引き起こすこともあります。さらに腫瘍が成長して脳を圧迫するようになると、呼吸に障害が出たり、意識障害を起こすこともあります。治療は、手術によって腫瘍を摘出します。腫瘍が3センチメートル以上の場合に有効です。